第4回電撃ゲーム小説大賞を受賞した上遠野浩平による同名小説を基に、『なぞの転校生』の村井さだゆきが脚色。とある地方都市で、不可解な女子高生失踪事件が相次いでいた。そんなある日、深陽学園3年の啓司は、恋人で2年の藤花の奇妙な行動を目撃する。黒いマントを羽織り、別人のような顔で街を歩く彼女は、自分のことをブギーポップと呼び、学園に巣食う魔物を倒すために現れたのだと語った。そして数日後、その使命を果たしたブギーポップは、啓司の前から姿を消し、後にはいつもと変わらぬ藤花が戻っていた。それから2年後、浪人生の藤花は、街で高校時代同学年だった明雄に再会するが・・・。